医療用ウィッグの洗い方とは?シャンプー方法や注意点も紹介
ウィッグの洗い方
ウィッグを洗う際には、まず髪に付着した汚れを落とします。
使用後すぐに洗うのではなく、まず粗めのブラシで全体を軽くとかして汚れを落としましょう。
ほこりや外気の汚れがついたまま洗うと、汚れが水分を吸収して固まり、髪の毛が絡まってしまう可能性があります。
その後、ぬるま湯にウィッグ専用のシャンプーを溶かし、ウィッグを浸けて軽く揺すります。
強く揺するのではなく、優しく押し洗いをするようにしましょう。
シャンプーが馴染んだら、ぬるま湯でシャンプーをしっかり洗い流し、次にトリートメントを同様の手順で行います。
トリートメントの注意点
トリートメントを行う際には、つむじや前髪にトリートメントが付きすぎないように注意が必要です。
過剰なトリートメントは髪の毛にダメージを与える原因となります。
また、つむじ部分にトリートメントが付きすぎるとテカリの原因となり、ウィッグであることが目立ってしまうことがあります。
前髪部分も同様に、油脂が付きやすいため注意が必要です。
ウィッグの乾燥方法
ウィッグを乾燥させる際には、強くタオルで拭くのではなく、優しく押さえて水気を取りましょう。
強くこすると抜け毛やウィッグの土台にダメージを与える原因となります。
ウィッグハンガーを利用して乾燥させることが推奨されます。
ウィッグの買い替え時期と長持ちさせるコツ
医療用ウィッグを長く使うためには、適切なメンテナンスと買い替えのタイミングを見極めることが重要です。
ウィッグの洗う頻度や買い替え時期、保管方法に気を配ることで、ウィッグの寿命を延ばし、常に快適に使用することができます。
以下に、ウィッグを長持ちさせるための具体的なポイントを紹介します。
ウィッグの洗う頻度
ウィッグの洗う頻度は季節や使用頻度によりますが、毎日使用する場合は5日から10日に一度、専用のシャンプーとコンディショナーで洗うことをおすすめします。
特に汗が気になる夏季は1週間に1回程度洗うと良いでしょう。
ウィッグの買い替え時期
ウィッグの買い替え時期は、通常半年から1年半が目安です。
人工毛、人毛MIX、人毛100%などの素材やウィッグの髪の長さ、使用頻度、お手入れ方法によっても変わります。
毛先が縮れてきたり、絡みが酷くなった場合は買い替えを検討する時期です。
ウィッグの保管方法
ウィッグの保管方法にも注意が必要です。
ウィッグの形をきれいに保つためには、専用のスタンドで保管することがおすすめです。
乾燥させた後、ほこりがつかないようにハンカチやハンドタオルなどをかけて保管しましょう。
ウィッグを正しくメンテナンスし、保管方法に気をつけることで、ウィッグをより長く快適に使用することができます。