医療用ウィッグの価格（値段）はどれくらい？価格を決める要素や特徴を紹介

「医療用ウィッグって高いんでしょ？」「種類が多くて値段がピンキリで結局いくらなのか分からない…」そんな悩みをお持ちのあなたへ。この記事では、医療用ウィッグの価格の仕組みを、種類や特徴、価格を決める要素とともに分かりやすく解説します。
自分にぴったりのウィッグを選ぶための基礎知識から、具体的な価格相場まで、この記事を読めば、もう医療用ウィッグ選びで迷うことはありません。自分にぴったりの、納得のいくウィッグを見つけて、治療中も快適に、そして美しく過ごしましょう。

医療用ウィッグの値段の特徴

医療用ウィッグの価格は、毛材の種類と長さ・人工皮膚の有無・オーダー方法・製造方法といった条件によって異なります。
購入する際は、以下のようなご自身が求める条件を確認しましょう。

●希望する長さがある
●希望するスタイルがある
●カラーにこだわりがある
●自然なウィッグがほしい
●着け心地の良いウィッグがほしい（長時間着けても疲れない、自分の頭にフィットする　など）
●肌にやさしい素材のウィッグがほしい

医療用ウィッグとは？

医療用ウィッグとは、抗がん剤治療で脱毛された方や、脱毛症でお悩みの方が着用するウィッグのことです。本体や付属品の外観、性能の基準などがJIS規格で規定されています。一般的におしゃれ用として着用するファッションウィッグとは、使う目的や規格の有無に違いがあります。

医療用ウィッグの価格を決める主な要因と特徴

医療用ウィッグの価格は、以下のような要素によって左右されます。

毛材の種類・長さ

医療用ウィッグの毛材には、主に「人毛」「人工毛」「ミックス毛」の3種類があります。それぞれの特徴は以下の通りです。

人毛

人毛ウィッグは、人間の髪を使って作られたウィッグです。自然な見た目と風合いが特徴で、ヘアアイロンやドライヤーを使って自由にスタイリングできます。しかし、価格が高く、お手入れに手間がかかるというデメリットもあります。また、紫外線によるダメージを受けやすいという点も考慮が必要です。

人工毛

人工毛ウィッグは、化学繊維を使用して作られたウィッグです。人毛ウィッグに比べて価格が安く、お手入れが簡単というメリットがあります。
ただし、人毛ウィッグに比べると自然な風合いには劣り、ヘアアイロンやドライヤーが使えない場合もあるため注意が必要です。最近では、技術の進歩により、人毛に近い見た目と質感を再現した人工毛ウィッグも登場しています。

ミックス毛

ミックス毛ウィッグは、人毛と人工毛を混ぜて作られたウィッグです。人毛の自然な風合いと人工毛の手軽さを兼ね備えているのが特徴です。価格も人毛ウィッグと人工毛ウィッグの中間に位置しています。人毛と人工毛の配合比率によって、価格や風合いが異なるため、自分の好みに合ったものを選ぶと良いでしょう。
毛材の長さに関しては、当然ながら長いものほど価格が高くなる傾向があります。ショートヘアよりもロングヘアの方が、使用される毛材の量が多くなるためです。

人工皮膚の有無

前頭部からつむじにかけて、「人工皮膚」という特殊な質感の素材を使っている医療用ウィッグもあります。人工皮膚は、主にポリウレタンやシリコンで作られており、頭皮に近い見た目と質感を再現しています。人工皮膚を採用したウィッグは、分け目部分がよりナチュラルな仕上がりになるのが特徴です。人工皮膚には、大きく分けて「総手植え」「機械植え」「ミックス」の3種類があります。

総手植え

総手植えの人工皮膚は、職人が1本1本丁寧に毛を植えていくため、非常に自然な仕上がりになります。また、毛が抜けにくく、長持ちするというメリットもあります。ただし、その分手間がかかるため、価格は高くなります。

機械植え

機械植えの人工皮膚は、機械を使って毛を植えていくため、総手植えに比べて価格が安くなります。しかし、総手植えに比べると自然な仕上がりには劣り、毛が抜けやすいというデメリットもあります。

ミックス

ミックスの人工皮膚は、総手植えと機械植えを組み合わせたものです。自然な仕上がりと価格のバランスが取れているのが特徴です。ただし、その分値段は高くなり、価格は人工皮膚の種類によっても異なります。

既製品とオーダータイプ

医療用ウィッグの値段は、「既製品」を購入するか、希望に合わせて「セミオーダー」や「フルオーダー」をするかによって差が出ます。既製品・セミオーダー・フルオーダーには、それぞれ以下のような特徴があります。

既製品

既製品のウィッグは、すでに完成した状態で販売されているウィッグです。そのため、価格が安く、すぐに購入できるというメリットがあります。ただし、サイズやスタイルが限定されるため、自分にぴったりのウィッグを見つけるのが難しい場合があります。

セミオーダー

セミオーダーのウィッグは、既製品のウィッグをベースに、サイズやスタイルをある程度調整できるウィッグです。既製品よりも自分に合ったウィッグを作ることができますが、価格が既製品よりも高くなるというデメリットがあります。

フルオーダー

フルオーダーのウィッグは、自分の頭の形や髪質、希望のスタイルに合わせて、一から作ってもらうウィッグです。そのため、自分にぴったりのウィッグを作ることができますが、価格が高く、納期が長くかかるというデメリットがあります。
また、熟練の技術を持つ職人が少ないため、希望するクオリティのウィッグを作れるお店を見つけるのが難しい場合もあります。頭の型を取るところから作るフルオーダータイプは値段が高めの傾向にありますが、自分にぴったりの高品質なウィッグを作れるのが魅力です。

製造方法

医療用ウィッグの製造方法には、職人が1本ずつ毛材を手植えする「ハンドメイド」と、ミシンで毛束を縫い合わせる「マシンメイド」があります。それぞれの製造方法には、メリットとデメリットがあります。

ハンドメイド

ハンドメイドのウィッグは、職人が1本1本丁寧に毛を植えていくため、非常に自然な仕上がりになります。また、毛流れが自由自在に変えられるため、より自然なスタイリングを楽しむことができます。さらに、通気性が良いため、長時間着用していても蒸れにくいというメリットもあります。
ただし、その分手間がかかるため、価格は高くなります。また、デリケートな作りになっているため、丁寧な取り扱いが必要です。

マシンメイド

マシンメイドのウィッグは、機械を使って毛を植えていくため、ハンドメイドに比べて価格が安くなります。また、大量生産が可能なため、短納期で手に入れることができます。しかし、ハンドメイドに比べると自然な仕上がりには劣り、毛が抜けやすいというデメリットもあります。また、通気性が悪いため、長時間着用していると蒸れやすいという点も考慮が必要です。
これらの製造方法を比較すると、植毛の手間がかかるハンドメイドのほうが、値段は高くなるのが一般的です。

医療用ウィッグの値段はどれくらい？用途に合わせて使い分けよう

医療用ウィッグの価格帯は、製品の種類や毛材、メーカーによって大きく異なります。大きく分けると、既製品、セミオーダーウィッグ、フルオーダーウィッグの3種類があり、それぞれ価格帯が異なります。ここでは、それぞれの価格相場や特徴を詳しく解説していきます。

医療用ウィッグの価格相場

医療用ウィッグの価格相場は、以下の表の通りです。

種類	価格帯
既製品ウィッグ	約3万円～15万円
セミオーダーウィッグ	約15万円～30万円
フルオーダーウィッグ	約30万円～

既製品ウィッグ

既製品ウィッグは、すでにスタイルやサイズが決まっているウィッグです。比較的安価で購入できることがメリットですが、自分の頭の形や髪質に完全にフィットしない場合もあります。
しかし、最近では、通気性や軽量性に優れた製品や、人毛に近い自然な風合いの製品など、品質が向上している傾向にあります。

既製品ウィッグを選ぶメリット

●購入しやすい価格帯である
●様々なスタイルから選べる
●すぐに使用できる

既製品ウィッグを選ぶデメリット

●頭の形に合わない場合がある
●髪質が合わない場合がある
●微調整が難しい

セミオーダーウィッグ

セミオーダーウィッグは、既製品ウィッグをベースに、サイズや毛量、カールなどを自分の好みに合わせて調整できるウィッグです。既製品ウィッグとフルオーダーウィッグの中間の価格帯で、自然な仕上がりとフィット感の両方を求める方におすすめです。自分の髪型やイメージに近づけたい場合に最適です。

セミオーダーウィッグを選ぶメリット

●既製品ウィッグよりもフィット感が高い
●自分の好みに合わせてカスタマイズできる
●フルオーダーウィッグよりも安価である

セミオーダーウィッグを選ぶデメリット

●既製品ウィッグよりも納期がかかる
●フルオーダーウィッグほどの自由度はない

フルオーダーウィッグ

フルオーダーウィッグは、頭のサイズや形、髪質、毛流、希望のスタイルなどを細かくヒアリングし、一から製作するウィッグです。そのため、自分の頭や髪に完璧にフィットした、自然な仕上がりのウィッグを手に入れることができます。価格が最も高額になる傾向がありますが、その分、満足度も高いと言えるでしょう。

フルオーダーウィッグを選ぶメリット

●世界に一つだけのオリジナルウィッグを作れる
●フィット感が抜群である
●自然な仕上がりになる

フルオーダーウィッグを選ぶデメリット

●価格が高い
●納期が長い

用途に合わせたウィッグ選びを

医療用ウィッグを選ぶ際には、価格だけでなく、用途やライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。例えば、普段使いしやすいのは既製品ウィッグ、特別な日に使用したい場合はセミオーダーウィッグやフルオーダーウィッグといったように、シーンに合わせて使い分けるのも良いでしょう。
また、ウィッグ専門店では、専門スタッフが親身に相談に乗ってくれるので、気軽に相談してみることをおすすめします。

【アンベリール】医療用ウィッグの購入方法

アンベリールでは、多様なニーズに応えるべく、医療用ウィッグを3つの料金プランから購入できます。それぞれのプランの特徴を理解し、自分に最適なものを選びましょう。

3つの料金プラン

バリュータイプ

アンベリールのバリュータイプは、医療用ウィッグを初めて購入する方や、洗い替え、予備としてウィッグを検討している方におすすめのプランです。3万円台という手頃な価格設定ながら、自然な見た目にこだわって作られています。バリュータイプの最大の特徴は、頭頂部を手植えで作っている点です。従来の安価なウィッグは機械で作られることが多く、どうしても不自然な印象を与えてしまいがちでした。
しかし、アンベリールのバリュータイプは、頭頂部を手植えで丁寧に仕上げることで、自然でふんわりとした仕上がりを実現しています。つむじも自然なので、周囲にウィッグだと気づかれる心配も少ないでしょう。

また、人毛と人工毛をバランス良く組み合わせることで、耐久性と軽さを両立させています。お手入れも簡単で、1分ほどスタイリングするだけで、一日中美しいヘアスタイルをキープできます。
さらに、カラーは自然な黒色から明るい栗色まで、豊富なバリエーションの中から選択可能です。自分にぴったりの色を見つけて、より自然な印象を手に入れましょう。

スタンダードタイプ

アンベリールのスタンダードタイプは、品質と価格のバランスの良さを求める方におすすめです。大手デパートで販売されている20万円前後のウィッグと同等の品質を、手の届きやすい価格で提供しています。スタンダードタイプの大きな魅力は、その軽さにあります。わずか70g～という軽さで、通販業界でもトップクラスです。通気性に優れたスキンネットを採用しているため、長時間着用していてもムレにくく、快適な付け心地です。

頭皮への負担が少ないので、治療中のデリケートな頭皮にも安心して使用できます。サイズはS・M・Lの3種類から選択できます。自分の頭のサイズに合ったウィッグを選ぶことで、よりフィット感が増し、自然な見た目を実現できます。また、スタンダードタイプは耐熱毛を使用しているため、ドライヤーやヘアアイロンを使って、自由にスタイリングを楽しめます。ストレートヘアはもちろん、巻き髪アレンジも思いのままです。

さらに、人毛と人工毛を絶妙なバランスでミックスし、自然な髪色を再現しています。単色ではなく、複数のカラーをブレンドすることで、奥行きと立体感のある仕上がりになっています。

スーパーハイグレードタイプ

アンベリールのスーパーハイグレードタイプは、「周囲の人にウィッグだと気づかれたくない」「自然で美しい仕上がりのウィッグが欲しい」という方におすすめのプランです。360度どこから見ても自然な仕上がりで、ウィッグだと気づかれる心配はほとんどないでしょう。
スーパーハイグレードタイプの最大の特徴は、独自の技術で再現された、まるで本物のようなつむじです。分け目も自然なので、近くで見てもウィッグだと気づかれることはまずありません。人混みの中でも、堂々と自信を持って過ごすことができるでしょう。スーパーハイグレードタイプには、通気性と伸縮性に優れたソフトネットが採用されています。ソフトネットは、長時間着用していても締め付け感が少なく、快適な付け心地です。

治療中のデリケートな頭皮にも優しくフィットし、負担をかけません。また、スーパーハイグレードタイプは、職人が一つずつ丁寧に手作業で製作しています。そのため、大量生産では実現できない、高い品質と自然な仕上がりを実現しています。
毛質には、貴重なバージンヘアを贅沢に使用しています。バージンヘアは、キューティクルがそのまま残っているため、ツヤと輝きが違います。まるで自分の髪のような、自然で美しい流れを再現できます。さらに、高級耐熱毛をミックスすることで、ウィッグ洗浄後にドライヤーで乾かすことも可能です。いつでも清潔な状態を保てるので、衛生面も安心です。

アンベリールのおすすめ理由

アンベリールの医療用ウィッグはこれらの要素を高い水準で提供しており、多くの利用者に支持されています。
ここでは、アンベリールが選ばれる理由を詳しく紹介します。

1. 圧倒的なコストパフォーマンス

アンベリールの医療用ウィッグは、高品質ながらも低価格を実現している点が大きな魅力です。既製品のウィッグであれば、3万円台から購入することができます。これは、一般的な医療用ウィッグの価格相場と比較しても、非常にリーズナブルな価格設定と言えるでしょう。
さらに、アンベリールでは、お客様の負担を少しでも軽減できるよう、さまざまな割引制度を設けています。たとえば、初めてアンベリールのウィッグを購入されるお客様には、「回復支援割引」が適用され、定価から最大70%OFFというお得な価格で購入することができます。

タイプ	価格
バリュータイプ	定価 44,500円 → 39,800円 (10%OFF)
スタンダードタイプ	定価 74,800円 → 59,800円 (20%OFF)
スーパーハイグレードタイプ	定価 333,000円 → 99,800円 (70%OFF)

このように、アンベリールでは、高品質なウィッグをお求めやすい価格で提供することにより、多くのお客様から支持を得ています。

2. 高品質な素材と丁寧な製法

アンベリールは、ウィッグの品質にも一切妥協を許しません。全てのウィッグに、厳選された人毛と人工毛を独自の配合でブレンドした、高品質な毛材を使用しています。これにより、自然な風合いと美しい艶を兼ね備えた、まるで本物の髪の毛のような仕上がりを実現しています。
また、アンベリールのウィッグは、熟練の職人による丁寧な手植えで作られています。そのため、機械で作られたウィッグにありがちな、不自然なボリューム感や毛流れがなく、とても自然な仕上がりとなっています。特に、つむじ部分は、職人が一本一本丁寧に毛を植えているため、分け目も自然で、ウィッグだと気づかれる心配がありません。

3. 幅広いニーズに対応する豊富なラインナップ

アンベリールでは、お客様一人ひとりのニーズに対応できるよう、さまざまなタイプの医療用ウィッグを取り揃えています。

3-1. バリュータイプ

「バリュータイプ」は、アンベリールの中でも最もリーズナブルな価格設定のウィッグです。洗い替え用や、初めてウィッグを購入する方にもおすすめです。低価格ながらも、頭頂部は手植えで作られているため、自然なボリューム感と毛流れを実現しています。

3-2. スタンダードタイプ

「スタンダードタイプ」は、アンベリールの定番と言えるウィッグです。全て手植えで作られており、通気性にも優れているため、長時間快適に着用することができます。自然な風合いと美しい艶を兼ね備えており、普段使いはもちろん、特別な日の装いにも最適です。

3-3. スーパーハイグレードタイプ

「スーパーハイグレードタイプ」は、アンベリールの中でも最高級のウィッグです。厳選された人毛を贅沢に使用し、熟練の職人による丁寧な手植えで作られています。そのため、毛質、つむじの自然さ、通気性など、どれをとっても最高級の仕上がりとなっています。ウィッグだと気づかれたくない方や、特別な日に着用するウィッグをお探しの方におすすめです。

4. 安心のアフターサービス

アンベリールでは、ウィッグの購入後も、お客様に安心してウィッグを着用していただけるよう、充実したアフターサービスを提供しています。

4-1. サイズ調整

アンベリールの医療用ウィッグには、サイズ調整ベルトが付いているため、治療による頭部のサイズ変化にも柔軟に対応することができます。また、購入後も無料でサイズ調整を行うことができるため、いつでも自分にぴったりのサイズでウィッグを着用することができます。

4-2. スタイル調整

アンベリールでは、購入したウィッグを、お客様の希望に合わせて無料でスタイル調整することができます。前髪のカットや、毛先のパーマなど、細かな要望にも応じてくれるため、自分にぴったりのスタイルに仕上げることができます。ウィッグのスタイリングに不安がある方でも、安心して購入することができます。

4-3. 修理サービス

アンベリールで購入したウィッグは、万が一、破損したり、毛が抜けてしまった場合でも、修理を依頼することができます。熟練の職人が、丁寧に修理してくれるため、安心してウィッグを長く使い続けることができます。

このように、アンベリールは、製品の品質の高さだけでなく、お客様一人ひとりに寄り添った丁寧なサービスも魅力です。医療用ウィッグの購入を検討されている方は、ぜひ一度、アンベリールのウィッグを試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

この記事では、医療用ウィッグの価格について、価格帯や価格を左右する要素を紹介しました。医療用ウィッグは、使用される素材や製造方法によって価格が大きく異なります。価格を抑えたい場合は、ポリエステルやアクリルなどの合成繊維を使用したウィッグや、既製品のウィッグがおすすめです。一方、自然な見た目や通気性を重視する場合は、人毛を100%使用したウィッグや、オーダーメイドのウィッグが適しています。
自分に合ったウィッグを選ぶためには、価格だけでなく、使用感や機能性も考慮することが大切です。