そのウィッグのつむじ、大丈夫ですか?
自然な髪型を作り出すにはつむじは不可欠
人間の頭髪にはつむじがあります。つむじは人間が生まれる前にできるもので、その発生場所やつむじの向きには個人差があります。中にはつむじが二つある人もいます。
普段全く気にかけないつむじですが、実はふとした瞬間に他人のつむじを見ていることがあります。例えば、電車に乗っているときや相手が座って話しているとき、またお辞儀をするときなど、相手につむじを見せています。反対に自分で自分のつむじを確認する機会というのは、あまりないでしょう。鏡のように自分を写し出す何かを見なければ、自分のつむじを目にする機会はほとんどありません。
自分のつむじを見ることが増えた意外な理由とは
しかし、最近ではつむじを自分のつむじを意外な機会に目にすることが多いそうです。その意外な機会というのはコロナによって、増えたビデオ通話の機会です。それまでは会議をしている最中に自分の顔を見る機会というのはほとんどありませんでした。会議で目に映るのは、提出された資料や会議に参加している他人の顔でした。場合によっては会議をしている最中に机の柄や壁などに目が行っていた人もいるかもしれません。
しかし、ビデオ通話ではパソコンやモバイルフォンなどに自然と目が行くことになります。それまでは話している人や掲示されている資料を見るため右に左にと視線が移っていたものが、正面に視線が固定されることになるのです。
自分の外見が気になり、それがストレスに感じる人も
またその会議を行うツールによっては、普段の会議とは違った光景が目に映ることになります。そうしたツールの中には、発話者だけでなくその他の人間全員を映し出すものもあります。
ボタンによって映る対象を切り替えるもの、最初から全員が映し出されるもの、発話者だけ大きく映り残りの参加者は小さく映るものなどがありますが、その多くの特徴として、自分がどう映っているのか見えてしまうということがあります。その際にカメラの設置場所や画面への反映スピード次第では、自分のつむじを何度も目にすることになります。
その際に自分の頭髪などが気になり、それがストレスとなった人も多くいるようです。
自然なつむじを作り出すことによって、より自然なスタイルを
つむじはその人の髪の毛の印象を分ける大きな要素のひとつです。つむじが薄くなっていたり、つむじ周辺が白髪になっていたりすることによって、実年齢よりも上に見られるということもあります。また、ウィッグなどを使用している際につむじを見られて、ウィッグだと気づかれてしまうこともあるでしょう。
特に医療用ウィッグを利用されている方の場合、頭髪がないことも多く、髪の毛があるかたに比べてウィッグを装着したときに分け目やつむじがより目立つことになります。
アンベリールの医療用かつらは一般的な医療用ウィッグよりもきめの細かい手植えのつむじと分け目になっています。より自然な頭髪に近い作りとなっており、他人の目線を気にせず生活することができます。